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千花 -chihana-が6周年を迎えました。vol.4

2016. 10. 20

Category : BLOG, 日記

いつもありがとうございます。

千花-chihana-の木下でございます。

おかげさまで株式会社千花設立から先月9月で6年を迎えました。

前回のブログの続きを書かせて頂きます。

【前回まで】
千花 -chihana-が6周年を迎えました。
千花 -chihana-が6周年を迎えました。vol.2
千花 -chihana-が6周年を迎えました。vol.3

【前回の続きはこちらから】

子供時代、私はキン肉マンを見て育ったと言えるほど読み尽くした国民的漫画です。

作者のゆでたまご先生とは2010年の年末に、知人を通してたまたまお会いできる機会があり、

大ファンだった私はその時に「努力や友情という大事なことはキン肉マンに学びました。

その恩返しにいつかキン肉マンの着物を作りたいです!」

と勢いに任せて先生に無茶なお話しをしていました。

 

2011年3月の終わり、東日本大震災後、まだ日本中が混乱に陥っていた時、

電話をくださった先生は私に「4月29日にキン肉マンのイベントがあります。

少しでも世の中を盛り上げるために今こそ木下くんにキン肉マン着物を作ってもらいたいです。」

とおっしゃられました。

 

あの時の約束がこんな形で実現するとは。

まだまだ震災の影響でこの先の不安を感じていた私は、先生のそんな気持ちに心が奮い立たされました。

まだ街が自粛ムードでひっそりとしていた中、吉祥寺の喫茶店で落ち合い、

デザイナー含めた3人で打ち合わせしたのを鮮明に覚えています。

 

とはいえあと1ヶ月弱。時間がない。。図案を考えて、染めて、仕立てて。

急ピッチで進めないととても間に合わない、という状況で製作が始まりました。

イベント当日の2週間ぐらい前。

デザイナーと、通常仕事が終わった夜中11時からスタート。

それから24時間ほぼノンストップでフラフラになりながら製作作業に打ち込みました。

 

その後、染色業者さんや和裁士さんに無理を頼み、なんとかイベント当日の前日までに仕上げて頂きました。

そしてイベントは結果大成功。

会場にいらっしゃった方々にもキン肉マン着物は大変好評で、

後日Yahooニュースにも取り上げられたほどでした。

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当時先生に聞いた話なのですが、

「日本で誰もが知るあるアパレル企業」からキン肉マンのキャラクター商品のオファーがあったそうです。

しかし先生的にその企業の考え方、スタイルが合わず断ったのだそうです。

そんな先生が命のように大事にされているキャラクターを、着物で表現できたこの時の経験は、

その後のつらい時や悔しい時などに、いつも心の支えになっていました。

 

昔、子供の時に自分のヒーローだったキン肉マンに

結果、大人になってからも助けられていたのです。

このような、素敵な人達との出会いによって

千花は少しずつ前に進んでいきました。

 

次回に続きます。